<ポッドキャスト解説>
<参照テキスト>
◉今回のトピック
2021年12月19日に開催されたM-1グランプリ2021。昨年のファイナリストでもある錦鯉が勝利。SNS投稿データから今回の大会の様子を考えてみました。
◉ブランド
M-1グランプリ
◉ソーシャルでの評判
過去5年間のエンゲージメントデータ(キーワード「M-1グランプリ」を含む記事のエンゲージメント)では、徐々に高くなっており、SNS上でのお笑いブームが活発になっているといえそう。
ソーシャルメディア分析ツール「Buzzsumo」調べ
一方、ファイナリスト別のエンゲージメント比較について、M-1グランプリ当日と翌日の投稿データを比較したところ、優勝した錦鯉に次いでランジャタイが高いエンゲージメントを獲得。M-1では最下位だったものの、審査員が頭を抱える様子や、ネタの破天荒さなどSNSで語りたくなるポイントが多くあったことが要因と考えられる。
SNS分析ツール「THINK」調べ
◉考察
・SOCIALプラス要素=「審査員を困らせる、型破りなネタスタイル」
・BRANDプラス要素=「非吉本芸人のM-1での活躍/記憶に残る最下位芸人/最下位最高点」
◉勝手なひと言
・ランジャタイは好みが分かれそうな芸人さんだけど、SNSで盛り上がることによって、M-1グランプリ未視聴層がお笑いに興味を持つきっかけになりそう。
・容姿いじり、激しいツッコミに賛否両論寄せられる中で、新しい形の漫才、コントはますます模索されていくことが考えられる。これまでのスタイルを、自分たちが納得した上で貫く人もいれば、社会の流れを汲んで自分たちのスタイルを変えていく人もいる。今が過渡期なのかもしれない。