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<ポッドキャスト解説>
<参照テキスト>
◉今回のトピック
2005~09年に放送されたテレビアニメ『おねがいマイメロディ』に登場するマイメロディのママの名言が使われたグッズに賛否の声が集まり発売中止に。
◉ブランド
おねがいマイメロディ
マイメロディ
◉ソーシャルでの評判
話題投稿一例
◉考察
・SOCIALプラス要素=「名言コンテンツ人気/毒舌正論キャラ人気」
・SOCIALマイナス要素=「ジェンダーバイアスへの批判/多様な恋愛観の否定」
・BRANDプラス要素=「マイメロママファン懐古層の心をくすぐる企画」
・BRANDマイナス要素=「価値観がアップデートされていないことへの批判」
◉勝手なひと言
・放映当時は受け入れられていた価値観も、当時の価値観そのままに商品化を進めると、批判の声が寄せられるのは当然のように思いつつ、ブランドのスタンス(当時の価値観/世界観を残して商品開発をしました、など)があれば批判しつつも納得できる人は増えたのかもしれない。
・「一度や二度の失敗でくよくよするような男をつかんだら一生の不覚よ」や「男ってプライドを傷つけられるのが一番こたえるのよ」などは、「男性の生きづらさ」を助長するような発言にも捉えられて、辛くなる人もいるのでは。
・「サザエさん」や「ちびまる子ちゃん」は昭和の価値観で作られている、と割り切れる人が多いからあまり批判されていない(暴力シーンや専業主婦が当たり前の描写など)からマイメロディも「過去の価値観で作られていることがみんなの共通認識になれば、批判も減るのかもしれない?