広告の変遷とソーシャル時代

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高度経済とブランディング手法の変遷

1953年、日本で初めてのTVCM放送開始

・精工舎(現在のセイコー)の正午の時報 ・新聞広告が総広告費の7割ほどを占める最大メディア

1975年、テレビが広告メディアの最大シェア

・広告産業は高度経済成長と共に繁栄 ・1960年代以降、カラーテレビ一般普及が要因 ・三種の神器(テレビ、冷蔵庫、洗濯機)などの需要拡大と共に広告産業は伸長

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市場の停滞とブランド広告の費用対効果の見直し

”コモディティ化”と”デフレ”による流通対策広告の増大

モノが溢れ商品差別化が難しいコモディティ化現象

・戦後の経済成長に歯止めをかけ、本格的なデフレ社会に突入 ・1990年代の「バブル経済の崩壊」によって消費者はコスパ志向

マス広告効果の期待値は流通小売に対する営業対策化

・消費者に対して価格メリット提示がしやすいコンビニやディスカウントストアが増大 ・限られたスペースで売れる商品を並べ、他社よりも安く提供したい流通・小売のニーズ拡大 ・バイヤーが求めるTVCM出稿量を担保した結果、日本の広告費はバブル崩壊後に伸長

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効果測定可能なインターネット広告の出現

1996年に本格的にインターネット広告がスタート

・1995年、Windows95が発売され、日本の一般家庭にインターネットが普及 ・Yahoo!ジャパンが営業を開始、検索連動型広告、バナー広告を中心にネット広告を販売 ・2000年、Googleの日本語版がローンチ、2002年からGoogleのリスティング広告が営業開始

ネット広告の販売網の整備による需要拡大

・電通系のCCI(サイバー・コミュニケーションズ)、博報堂DY系のDAC(デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム)などのインターネット広告に特化したメディアレップ(媒体社から広告枠を買い付け販売する卸売り問屋機能)の誕生 ・サイバーエージェント、オプトなどのインターネット専業広告代理店が登場

ソーシャル時代の到来

スマートフォンの普及

iPhoneの誕生

・2007年1月、MacやiPodとのOS連携した電話付き高機能モバイルPC「iPhone」世界初披露。 ・2008年7月11日のiPhone3Gの日本発売

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 マイクロチップ、回線の進化

・スマートフォン初期のシングルコアCPUから、デュアルコア、クアッドコア、オクタコアに進化 ・メモリはMBからGB水準 ・通信速度は3G回線から4Gそして5G

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ソーシャルメディアの普及

Web2.0のブームと、国産ソーシャルメディア・SNSの台頭

・2ちゃんねるなどのインターネット掲示板カルチャーの拡大 ・各種ニュースポータルサイト(Yahoo!、goo、niftyなど)が運営するブログサービスが乱立 ・2004年に産声を上げた国産SNS「mixi」「GREE」が急成長 ・2005年頃、米IT系メディア「O'Reilly Media」の創設者Tim O'Reilly氏がWeb2.0を提唱

巨大SNSプラットフォームのローンチ・日本上陸

・2008年 Twitterが日本上陸 ・2010年 Facebookが日本法人設立 ・2011年 LINEがローンチ ・2012年 FacebookがInstagram買収 ・2014年 Instagramが日本版ローンチ ・2017年 国際版ローンチ