<ポッドキャスト解説>
<参照テキスト>
◉今回のトピック
自分の名前が入ったコーヒーを育てることを通じて、環境保全と農家の収入向上を目指すクラウンドファンディング。
◉ブランド
「コーヒーを通じて、誰もが社会に貢献できる世の中を作ること」を目標に始まったブランド。
「ブランドのビジョンに共感しているコミュニティメンバーとアクションを起こすこと」を大切にし、ウチからソトのマーケティングを行っている。
"2割のファンが売り上げの8割を作るとよく言われたものです。その2割のファンがロイヤリティを感じる場所(コミュニティ)を作り、ブランドに対する想いや声が届く関係性を作ることが新規のお客さまにも広がっていくということがわかりました。"
◆植樹プロジェクトのリターン◆
①コーヒーの木にオリジナルの名前をつけられる権利
自分の名前やメッセージを入れることが可能。
②3年後に、植えた木から獲れたコーヒー豆が植樹1本につき、500グラム届けられる
その3年の間は、ネパールから定期的に木の成長レポートが届く。
③限定コミュニティへの招待
共通の価値観を持つコーヒーオーナーとのつながりを楽しめる。
◉ソーシャルでの評判
◉考察
・SOCIALプラス要素=「環境問題や途上国の貧困など、社会問題への興味関心」
・SOCIALマイナス要素=「社会問題に対して何ができるかわからない」
・BRANDプラス要素=「コーヒーを通じて誰もが社会貢献に参加できる」
◉勝手なひと言
・購入して終わりではなく、コーヒー豆を収穫するまでの3年間、生産者とのつながりを持ち続けられることが魅力的。コーヒーをきっかけに、環境問題や途上国の貧困について考える機会やコミュニティに参加することができる。
・できるだけ多くの人に買ってもらうのではなく、共感してくれるファンを大切にすることで、ブランドやプロジェクトを大きくしている。