アイドルが課金額に応じてサービスを分けることの是非について

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<ポッドキャスト解説>

<参照テキスト>

◉今回のトピック

宮脇咲良さん(HKT48)が行う卒業コンサートで、一般席の3倍の額を払うとアリーナ席が確定というチケットシステムに、学生や一部ファンから意見が寄せられています。

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いつもHKT48へ温かいご声援、誠にありがとうございます。 「宮脇咲良 HKT48 卒業コンサート ~Bouquet~」の詳細、およびチケット発売のご案内です。 2011年に13歳でHKT48の1期生としてデビューし、HKT48を引っ張ってきた宮脇咲良の卒業コンサートを6月19日(土)、マリンメッセ福岡にて開催いたします。 セットリスト、ステージセットなど10年分の宮脇咲良の想いが詰まった最後のパフォーマンスを是非見届けてください。 皆様のご応募、お待ちしております。 ■コンサート概要 「宮脇咲良 HKT48 卒業コンサート ~Bouquet~」 2021年6月19日(土)16:00開場/18:00開演 マリンメッセ福岡 A館(福岡市博多区沖浜町7−1) 出演:HKT48全メンバー ※メンバーは体調不良等の理由により、不参加または予告なく変更となる場合がございますことを予めご了承ください。 宮脇咲良 HKT48 卒業コンサート ~Bouquet~ 特設サイト https://miyawaki-sakura-hkt48.jp ■会場チケット発売対象席種 ・一般指定席 13,000円 税込 [座席チケット + dTV配信視聴チケット ※見逃し配信含む] ・カメラ席 25,000円 税込 本公演で唯一、アリーナエリアにて写真撮影が可能なお席となります。※動画撮影不可 [座席チケット + スペシャルカメラストラップ + dTV配信視聴チケット ※見逃し配信含む] ・さくら席 39,000円 税込 アリーナ 最前列から27列目までを保証したプレミアムチケットとなります。 [座席チケット + スペシャルチャーム付きVIPパス + dTV配信視聴チケット※見逃し配信含む]

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◉ソーシャルでの評判

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※卒業を発表した日に高エンゲージメントを記録

◉考察

過去の事例

「BiSH」が座席に応じて異なる金額で販売。

 「SHARR TiCKET」 ¥15,000(税込)

 「NORMAL TiCKET」 ¥7,000(税込)

 「NEARLY THE END TiCKET」 ¥3,500(税込)

「BiS」は10万円の席100枚が完売したものの、売れ残った席は1円の「見えませんが音だけ聞きますか?ていうかバカですか?チケット」として販売。(発売開始1分で完売)

「岡崎体育」さんが運営するファンクラブが「ファンに優劣をつけている」と炎上

岡崎体育さんのファンクラブ炎上は、これからのアーティストを救う道標になる

こんにちは。 海保けんたろー (株式会社ワールドスケープ代表/ドラマー)です。 先日、岡崎体育さんが新しい発想のファンクラブを立ち上げて、ネットを中心に炎上したようです。 それに関連して思うところがあったので、この記事に考えをまとめてみました。 今月頭の、こんな告知から話はスタートします。 🌟岡崎体育、新しいこと始めます🌟 岡崎体育×bitfan 始動! https://t.co/pxq6wmwASa - 岡崎体育マネージャー松下 (@mansatti) 2018年2月2日 この「bitfan」なるシステムは、ファンクラブ運営大手のSKIYAKI社が作った新しいサービスです。 簡単に説明すると、 「アーティストのグッズを買ったり、SNSで情報を拡散したりするとポイントがもらえて、 ポイントをいっぱい集めるとアーティストと握手したり写真撮ったりできる」 という機能が追加されたファンクラブ です。 ポイント上位のファンはランキング形式で公開されるとのことで、 とても新しくて面白い取り組みだな〜と思ったのですが、 ファンクラブ内に優劣をつけているように見えるので、バチボコに叩かれたりしてますけども。 そもそもファンクラブ作ってる時点でファンクラブ入ってる人と入ってない人の優劣つけてると僕は思うんですけどね。どのアーティストもアイドルもスポーツ選手もタレントも。 細分化しただけです。 - 岡崎体育 (@okazaki_taiiku) 2018年2月2日 こうなって、さらに 近日中に東京へ出向いて、もう一度ファンクラブの内容を見直します。何か良い改善策があるかもしれない。 誰かを幸せにしていたつもりが、他の誰かを不幸せにしていることに僕は気づけなかった。 ファンクラブに入ってくれてるみんな。 少し時間をください。 迷惑かけて不安にさせて本当にごめんよ。 - 岡崎体育 (@okazaki_taiiku) 2018年2月5日 こうなってしまいました。 言うまでもありませんが、音楽活動をアクティブに続けていくためには、お金を稼がなくてはいけません。 そしてアーティストがお金を稼ぐ方法は、ざっくり分類すると下記の3つです。 少数の熱心なファンからいっぱいお金をもらう 多数の軽めのファンから少しずつお金をもらう 企業からお金をもらう このうち、まず 「3」は昔からあるものの、まだまだ規模が大きくありません 。 具体的にはライブツアーのスポンサー契約だったり、 YouTubeの広告売上分配だったりですね。 JASRACが回収してきた楽曲利用料の分配を受けるのも「3」の一種と言えるでしょう。 そして、 CD全盛の時代は「2」が最強でした 。 年に数回発売されるシングルのうち1〜2枚と、年に1枚発売されるアルバムを買うけど、 ライブに行くほどではないというような、年間4000〜5000円程度を課金するライトファン。 これが全国に数十万〜数百万人いることで、音楽ビジネスは成り立っていました。 しかしご存知の通り、そんな時代はとっくに終わっています。 そうなると白羽の矢が立つのは「1」です。 「少数のファンからいっぱいお金をもらう」というモデルは、近代音楽業界があまり取り組んでこなかったスタイルです。 なぜ取り組んでこなかったのでしょうか? その大きな理由のひとつは 「見え方が良くないから」 です。 アーティストは基本的に 「お金やビジネスには興味ない」というイメージを持たれている方が得です。 (これについては前回の記事をご参照ください >> アートと商業的成功(ポルカドットスティングレイの記事に衝撃を受けた話) ) 「1」の施策は、そのイメージを保つのが難しいことが多く、今まであまり積極的に取り組まれてきませんでした。 しかし「2」が崩壊しつつある今、そうは言ってられません。 「1」をいかになるべくイメージが悪くならないようにしながら実現するか?が鍵 になってきました。 秋元康さんは「1人に同じCDをたくさん売る」という方法に挑戦しました。 海外アーティストの一部は「ライブ最前列を超高値で売る」という方法を取り入れています。 クラウドファンディングの高額プランも、同様の施策と言えるでしょう。 どれも、人によっては眉をひそめるかもしれません。 でも、 アーティストがプロで居続けるためには、こういったことをせざるを得ない 時代がきているのです。 このような前提を踏まえると、岡崎体育さんのbitfanはとても時代性を捉えた挑戦だったように思えます。 たくさんのお金を使ってくれたファンを、 公然と贔屓することによって ...

岡崎体育さんのファンクラブ炎上は、これからのアーティストを救う道標になる
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◉勝手なひと言

今は社会人にもなり、ある程度の金銭的余裕があるので、高いお金を払ってでも前で見たいなぁと思うのですが、門戸が広いのがアイドルの良いところでもありますし、多くの場合チケット代がアイドル本人へ給与として還元されるケースは少ないのでモヤモヤも残る。